営業研修が現場の成果につながらない3つの理由と、定着させるための設計
コラム
営業研修が現場の成果につながらない3つの理由と、定着させるための設計
研修の満足度は高かったのに、数か月たっても現場の数字は変わらない。多くの企業が経験している悩みではないでしょうか。研修が成果につながらない原因は、研修の中身よりも、研修の前後の「設計」にあることがほとんどです。
理由1:自社の「勝ちパターン」と結びついていない
一般的な営業スキルを学ぶ研修は、知識としては役に立っても、自社の商材や顧客、業界の慣習にそのまま当てはまるとは限りません。受講者は「良い話だったが、うちの現場では使いにくい」と感じ、元のやり方に戻ってしまいます。
研修の内容は、自社で実際に成果を出している人の動き方、つまり自社の勝ちパターンをもとに組み立てるのが効果的です。
理由2:研修のあとに練習と振り返りの場がない
人は一度聞いただけでは行動を変えられません。研修で学んだことを現場で試し、うまくいかなかった点を振り返り、もう一度試す。この繰り返しがなければ、新しいやり方は定着しません。
ロールプレイングを定期的に行う、営業会議で型に沿った振り返りをするなど、研修後にも「使う場」を用意しておくことが重要です。
理由3:管理職が研修内容を現場で支えられていない
受講したメンバーが新しいやり方を試そうとしても、上司が別のやり方で指導していれば、現場は混乱します。研修の効果を左右するのは、実は受講者の上司である管理職です。
管理職も研修の狙いと内容を理解し、日々の指導や1on1の中で同じ言葉を使って支える体制をつくることで、研修内容は現場に根づいていきます。
研修を成果につなげるための設計のポイント
- 研修の前に、トップと他のメンバーの差を分析し、研修で埋めるべき点を明確にする
- 研修の内容を、自社の勝ちパターンをもとにした手順とトークで組み立てる
- 研修後も、ロールプレイングや営業会議で練習と振り返りを続ける
- 管理職を巻き込み、現場での指導の言葉をそろえる
- 行動指標や営業数値など、事前に合意した指標で効果を確認する
研修はあくまで手段であり、目的は現場の成果です。研修の「前」と「後」まで含めて設計することで、研修への投資は数字の改善として返ってきます。
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